お知らせ

お祝い1984年夏の全国制覇 優勝メダルをご寄贈いただきました!

   本校野球部は、甲子園に春夏合わせて6回出場し、1984年夏の第66回大会では茨城県勢初の全国制覇を成し遂げました。取手二高の全国制覇は、茨城県民にとって長年の夢が叶った瞬間であり、高校野球史に残る名勝負として今も語り継がれています。

  この度、その記念すべき優勝メダルをOBの柏葉勝己様よりご寄贈いただきました。創立100周年を迎える2025年という節目の年に、大変貴重なメダルを本校のためにお贈りくださったこと、心より感謝申し上げます。また、今回の寄贈にご尽力くださった野球部の先輩方にも深く御礼申し上げます。

  
体育・スポーツ柏葉勝己様のご紹介
 柏葉勝己様は、第66回全国高校野球選手権大会における取手二高優勝の立役者のお一人です。

 当時のご所属: 取手二高 野球部(外野手・投手)
 現在の勤務先: 豊洲市場

 柏葉様の功績(当時のチームメンバーでもある現野球部監督 下田和彦より)

「4対3で迎えた9回裏、エース石田が先頭打者に同点ホームランを打たれる。次の打者にデットボールを当て0死1塁の完全にPL学園逆転ムードの雰囲気の中、ワンポイントリリーフで柏葉が急遽マウンドに上がり、PL学園の送りバントを見事に阻止しました。この活躍により、PL学園の反撃を完全に止め、エース石田が再度マウンドに上がり後続の清原・桑田のKKコンビを抑えて延長戦へ突入し、優勝。木内幸男監督の伝説のワンポイント采配でした。物おじしない性格で、チームのマスコット的存在でもありました。また、県予選ではエース石田が不調だった際、外野手登録ながら先発登板し、県大会優勝にも大きく貢献しました。柏葉がいなければ、あの優勝はなかったと言っても過言ではありません。」